32歳になってやっと結婚前提にお付き合いしている男性に出会えたのに、親に反対されました。
そろそろ私も年齢的に結婚かなと思って、自分の親に彼を紹介しに行ったら、交際はいいけど結婚はダメの一点張り。
ここから私が結婚できるまでにいろいろなことがありました。。。
目次
【私の親に結婚の報告に行ったら大反対!】
まずは、親に彼を紹介して結婚を反対された経緯をお話します。
「父親がぶっきらぼうに絶対認めないと言ってきた」
彼はスーツを着てきっちりとした格好で私の実家に来て、挨拶も粗相なく礼儀正しくしてくれました。
しかし父は冷たい態度で「交際するのはいい。でも結婚は絶対に認めない!」と強い口調で言いました。
私の年齢を考えたら結婚を賛成してくれると思っていたので、まさかの反対に言葉がでませんでした。
「まったく聞き耳を持たないので頭にきて帰った」
彼もオロオロしているし、この雰囲気をなんとかしなくてはと思い、頭を巡らして思いつく限りの彼のいいところを話そうとしました。
そんな私の努力もむなしく、父の態度は変わらず全く話を聞いてくれませんでした。
私が30歳になった頃から、いつも「結婚はまだか?」と聞いていたくせに、この態度は何?
そう思ったら頭にきて「もういい!」と怒って実家を後にしました。
【あとで母に聞いた結婚の反対理由】
このまま一生親と会うことなく彼と結婚してしまおうかとまで考えましたが、親に花嫁姿を見せないなんて罰あたりだと思い直して母に電話しました。
すると父があんなにも態度を変えて反対した理由がわかりました。
「彼がフリーランスで収入が不安定だった」
父は彼の職業が理解できなかったそうです。
彼はフリーランスのライターで、ライター業だけで食べていけるようになったのはつい最近のことと聞いて、そんな不安定な仕事をしている男性に私を嫁がせたくないという気持ちになったそうです。
「彼が金髪のフリーランスだった」
フリーランスは服装や髪型は自由で誰かに指摘されることはないので、彼は出会ったころから金髪でした。
しかし社会人になってから定年までずっと公務員だった父は、彼のその価値観を理解できず常識がないと思ったようです。
私も彼の金髪が見慣れてしまっていたとはいえ、迂闊でした。。。
【結婚を親に反対された私がやった3つのこと!】

でもやはり親に認めてもらって円満に結婚したいと思ったので、私は認めてもらうように努力することにしました。
実際に私がやったこととその経緯をお教えします。
「何度か親を訪ねて彼はフリーランスだけどとても頑張っていることを伝えた」
私1人で実家に行き、彼の収入は常に安定しているわけではないけれども、契約しているクライアントさんとは仕事が途切れないように努力していることを伝えました。
何度か実家を訪ねて、一生懸命説明しましたが、父は彼が金髪で挨拶に来たことがどうしても許せないと言って結婚を認めてくれませんでした。
【彼に一時的にでも金髪をやめて欲しいと伝えたが断られたので別れる決心をした】
結婚を認めてもらうためには2人で努力しなければならないと思ったので、彼にしばらくの間でいいから金髪をやめてもらうようにお願いしました。
しかし彼は金髪がそうとう気に入っているようで断られました。
それどころか「その歳で親の言うことを聞くのか、そんなんじゃこの先も不安だな」と侮辱するような態度で言ってきました。
相手の親に認めてもらうために努力する気がない上に、こんなものの言い方をするのかとショックでした。
悩みに悩んだ結果、私の親に対する気持ちに誠意を感じなかったので別れる決心をしました。
「悔しさを婚活にぶつけて結婚相談所で黒髪の商社マンと成婚して親に紹介した」
結婚まで考えた相手と別れるのはかなりの打撃で、しばらくは何もできないでいましたが、元彼の私を侮辱した物の言い方を思い出したら悔しさがこみ上げてきました。
そしてあの男よりずっといい人を見つけて見返してやる!と急にやる気が出てきたので、思い切って結婚相談所に登録しました。
どんな人でも片っ端から会う!という気迫で婚活に励んだら、なんと半年で黒髪の商社マンから真剣交際を申し込まれて成婚までこぎつけました。
恐る恐る親に紹介しましたが、父は元彼の時とは打って変わって終始笑顔で何も反対されることはありませんでした。
あの日々はなんだったんだろうと思いましたが、結果的に親の反対のおかげで私は一時的に金髪さえやめられない融通の効かない人と結婚しないで済みました。
【結婚を親に反対された私がやった3つのこと! まとめ】
結婚に対する価値観は多様化していますが、結婚は家と家でするものという考え方は変わることなく今でも根付いています。
親に結婚を反対されたら自分の意に反していることでも、ある程度譲歩して2人で努力しなければならない時もあります。
誰でも反対されると腹が立つと思いますが、親は自分を思って言ってくれていることがほとんどなので、一度冷静になって自分や相手を見つめ直すことをおすすめします。